Henri-Louis Bergson
習慣的再認
ex. 通勤する人は、いつもの曲がり角に来ると、それを再認して曲がる
全体をざっくりと認識するだけなので多少の差は認識されない
ex. 昨日は曲がり角に日光が指していたが、今日はシミがあるなど、は認識されない
知覚から行動への延長としての主体性が現れている
知覚と行動の隔たりによって主体性が生まれる
第一の主体性
この主体性は新しいものを何も生み出さない
決まった延長の上にあるので。
注意深い再認
人が出会った再認になかなか成功しない感じ
何度も対象に立ち返り、繰り返し回想する
対象の特異性と対面する
習慣的再認よりも真に豊か
この再認は成功したときよりも失敗したときのほうが多くのことを得られる
物質に付け加わる主体性を生む